１・１７。

　あれからもう、１３年ですね。
　もう、なのか、まだ、なのか。

　当時、私はまだ〇学生でしたが、１３年経った今でもあの日のことはつい、昨日のことのように思い出せます。いきなり激しい縦揺れに襲われたときのことも、慌ててテレビをつけて、瓦礫と化した街や、今にも落ちそうな、微妙なバランスを保って崩れ落ちた高速道路から半分車体が飛び出したバスの映像も。

　古都は盆地で山々に四方を囲まれているおかげか、震源地に近い割りに被害が少なく、中には熟睡していて地震があったことすら知らなかった、というツワモノもいましたが。

　それでもおそらく、２０歳以上の関西圏出身の方には、今日は忘れられない日だと思います。何故２０歳以上の、と限定しているかというと、それ未満の人たちはおそらく、よっぽど震源地近くに住んでいた方たち以外では、まだ幼くてよく覚えていなかったろうと思われるからなのですが。




　改めて、あのときお亡くなりになった６，４３４人の方々のご冥福を、お祈りさせていただきます。